2010年06月25日
ディフェンス強化
リクエストがありましたので
私が選手に指導してい
るディフェンス強化法を書き
ます。
ボクサーのディフェンスの基本
それはブロッキングです!
(相手のパンチを
両腕でカバー)
これをマスターするには
ペアトレーニングがよい
でしょう
やり方は 空手の約束
組み手と同じように
「ワンツーフック」とパートナーに
打つパターンを決めてもら
い
それを 受けに回った
選手がブロッキングします
慣れてきたら攻撃パターン
を増やし さまざまな
バリエーションに対応出来る
ようトレーニングするのが
ベストでしょう
これを 毎日一時間
1ヶ月みっちりやれば
効果があります
(攻撃パターンを15〜20ぐら
い用意し体に覚えさせ
る)
ブロッキングの上手い選手
を研究するのも必要で
す。
元世界チャンピオンの
畑山隆則選手 セレス小林
選手などはブロッキングが
上手い選手でした。
この二人の試合はYouT
ubeで観れますのでブロ
ッキングを研究するには
良い教材になります。
もし金銭的に余裕があ
れば ルペ・ピントール(メキシコ)
の試合をビデオ販売して
ますので観て下さい。
(ジョー小泉先生の会社
リングジャパンで販売して
ます)
ピントールは 私が観た選手
の中でブロッキングの上手
さはトップクラス
特にハリケーン照(石川)戦で
は 強打者照選手に対し
上手いブロッキングやエルボ
ーブロックを見せてくれま
した。
ボクサーは打たれたら
潰れてしまいます
選手が強くなるために
相手にパンチを打たせな
いことを自覚し トレーニン
グに励んでください。
最後に 防御を教えず
攻撃だけを教え選手を
試合におくりだす学校
やボクシングジムが日本で
は大変多い…
そんなところでボクシング
は学ばない方がいい
潰されるだけだ…
数多くパンチを打たれる
と選手はリング上で死ぬ
か! 助かっても植物人
間になる!(社会復帰は
不可能)
もしくは 引退後パンチド
ランカーとなり後遺症に
苦しむことになるのだ
から
Posted by KSボクシング at 17:39│Comments(0)