オオサカジン

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2012年04月30日

サウスポーの右アッパー

 
オーソドックス
(右利き)
vs
サウスポー
(左利き)

が対戦する。

オーソドックスの選手は
右ストレートで
サウスポーを崩すのがセオリー

ワシはサウスポーだったので
このセオリーを逆手にとった

まず普段より半身に構えて

左手をアゴの前に置く
スパーリングを3Rやるなら

1Rは
相手の右ストレートのタイミングと軌道を読み左手でブロック

2Rは相手の右ストレートをブロックしたら
すかさず右ジャブをリターン
そのとき相手の目
もしくは鼻を狙います

3R
1〜2Rで伏線を十分はりました

相手が右ストレートを打つ

自分が右でリターンパンチを打つ

相手は左手で顔をカバーする

この動きを確認したら
同じパターンで相手のアゴに右アッパーを叩き込みましょう!
相手のアゴは
がら空きです

このやり方なら
サウスポーの右アッパーは
八割近い確率でヒットします

試してみてください。

  

Posted by KSボクシング at 15:35Comments(0)

2012年04月28日

サウスポーの右フック

 

最近
日本人ボクサーの
サウスポースタイルのトップクラスに変化がある

それは以前のように
「右フック」
を多用しないことだ

ワシがボクシングを始めた頃の選手

具志堅さん

渡辺二郎さん

浜田剛史さん

みんな右フックを多用し相手を倒していた

現代のサウスポー
代表選手は

西岡チャンピオン
(帝拳)

岩佐チャンピオン
(セレス)

だが
あまり右フックを打たない

考えられる理由は

※前半右フックを
隠し後半のフィニッシュブローにするため

※ロングレンジで戦うため

※頭のバッティングを防ぐため

などでしょう。

現代の
日本人サウスポーは
アメリカナイズされ
ストレートパンチにスピードを付けさせ

ヘクター・カマチョ
(プエルトリコ)

のようなスピードボクシングをする

逆にアメリカのサウスポーは

マニー・パッキアオ
(フィリピン)
の影響で右フックを打つサウスポーが増えている

サウスポーの右フックは
アメリカと日本で今
立場が逆転してきているとワシは思う。


  

Posted by KSボクシング at 14:02Comments(0)

2012年04月26日

指が潰れる

 

ワシには四つ下の弟がいる

詳しいことは判らんが仕事中に指一本 潰したようだ

まいったな…

(>_<)

  

Posted by KSボクシング at 13:33Comments(0)

2012年04月23日

ビジョントレーニング

 

ワシのボクシングスクールでは
子供達に練習前
ビジョントレーニングをさせている

元WBA世界スーパーフライチャンピオン
飯田覚士選手
(緑)

元WBC世界バンタム級チャンピオン
薬師寺保栄選手
(松田)

この二人が現役時代
ビジョントレーニングをしているのを
ワシはテレビで見た

ワシも自分の目を
この本で実験中だ

※二枚目の写真は
ブラックナンバーズ50
制限時間は5分

一回目は10分かかったが
二回目は6分でクリア

飯田・薬師寺
この二人は現役時代
ディフェンスも
なかなか上手かった

地道なビジョントレーニングの成果だろう

ワシのところで練習する子供達には
徹底的にビジョントレーニングをさせよう

誰一人として
パンチドランカーにさせない

廃人にはさせない

  

Posted by KSボクシング at 17:25Comments(0)

2012年04月21日

岩佐亮佑(セレス)

 

日本バンタム級
チャンピオン
岩佐亮佑選手
(セレス)


WBC世界バンタム級
チャンピオン
山中慎介(帝拳)
に敗れてから

この俊才は順調に
カンバックロードを
歩んでいる

王座決定戦の

ジェロッピ戦
(千里馬神戸)

初防衛の村井戦
(グリーンツダ)

特にテレビ放送がなかった
ジェロッピ戦をワシは観て
岩佐チャンピオンの評価を変えた

山中戦後に成長した部分は

※ボクシングにリズムがある

(両腕で小刻みに上下に動かす)

※ボディワークが上手くなった

※ストレートパンチにスピードと斬れがある

※左ストレートの
上下の打ち分けが良い
(これが上手く決まったから
村井戦で1RKO勝ちになった)


ただし欠点もある

※ヒザが硬い

※集中力欠如

ジェロッピ戦での
6Rと7Rは反省しなければいけない
今後の課題だ

※ボクシングが若い

ジェロッピ戦では
岩佐チャンピオンがコーナーに詰る場面が何度かあった
サイドに回らず正面から打ち合うのは
まだまだボクシングが若い
ムキになりすぎだ!


ワシの勝手にランキング

バンタム級日本国内版

1位マルコム・ツニャカオ
(真正)

2位山中慎介
(帝拳)

3位岩佐亮佑
(セレス)

4位ロリー松下
(カシミ)

5位亀田三男

6位亀田長男


岩佐チャンピオン
日々精進・日々努力です


  

Posted by KSボクシング at 14:27Comments(0)

2012年04月20日

ヘスス・リベロ(メキシコ)

 

元世界フライ級チャンピオン

ミゲール・カント
(メキシコ)
を育てた

メキシコの生きた伝説
名トレーナー
ヘスス・リベロ
(メキシコ)

彼の練習メニューが
ボクシングビート4月号に紹介されている

※シャドー

※スパーリング

※パンチングボール
(ダブル)

が主体


逆に日本は

※ミット打ち

※スパーリング

を中心に練習する


ワシは
なぜ日本人ボクサーに
ボクシングの幅がないのか?
柔軟性がないのか?

ずっと疑問だった

だが答えが見えた

ジョー小泉先生の著者
「ボクシングは科学だ」
に書いてあったが

ミット打ちをやり過ぎるとボクシングが下手になる。

ミット打ちはフォームの修正や
コンビネーションパンチ習得に役に立つ

しかし結果として型にハメることになり
柔軟さに欠けるボクサーを育成することになる

シャドー主体の練習で成功したのが

元世界ライトフライ級チャンピオン
具志堅用高選手
(協栄)

具志堅さんの練習は
シャドーが多かったと聞いた


元世界スーパーフライ級チャンピオン
渡辺二郎選手
(大阪帝拳)

もシャドーが多かったようだ

チャンピオン時代の渡辺さんの練習をビデオで観るが

シャドーでは

※コーナーワーク

※ロープワーク

※サイドステップ

※カウンターパンチを打っていた

リベロの練習内容を参考に
ワシのボクシングスクールでは今後

※スピードボール
(ウイニング社のビュンビュンボール
子供達にはこれで十分)

※イメージトレーニング
(練習前に世界のトップ選手の動きを観せて実戦で学ばせる)

※ペアトレーニング
(ディフェンス技術向上)
を中心にやって行こう

今すぐ結果は出ないが
三年ぐらいやれば少しづつ結果は出るだろう。



  

Posted by KSボクシング at 13:13Comments(0)

2012年04月18日

死ぬ必要はない

 

ワシの同僚が三年前に仕事中死んだ

居眠り運転で
車を運ぶキャリアカーのアーム部分に

四トン車が追突し運転していた同僚は即死

(アームの部分で首と胴体が斬れ
遺体は首の皮一枚で繋がっていた)

それから毎月 安全会議

社長が言った

「仕事で死ぬ必要はない」

これにはワシも同感

運転手はリスクの高い仕事
だからといって死ぬ必要はない

安全第一

これをボクシングに当て嵌めてみよう

ボクシングも格闘技

だからといって選手は

「死ぬ必要もないし
廃人になる必要もない」

事故を防ぐために

※徹底的にディフェンスを学ばせる

※減量が厳しいなら階級を上げる

※才能がないなら
出来るだけ早く
ボクシングを辞めさせる

※現役中は極力アルコールを飲ませない

※過度のスパーリングを強制しない

※試合をどれだけ
リードし勝っていても
危険な場面なったら
迷わずタオルを入れる

トレーナーは
これだけのことを
心がけていれば

「選手は守れる」

今の選手は

「ボクシングはファッション」

ボクシングをしている自分に酔っている

そんな選手が多い

(特にプライベートのアマチュアボクシングジム)

練習もせずに悔しがり負けた責任をトレーナーや会長にする

そんな選手でも

「人命第一」


もう一度書こう

どんな選手でも

「人命第一」や


  

Posted by KSボクシング at 13:29Comments(2)

2012年04月15日

西永哲也(進光)

 

プロボクシング
58・5キロ契約
6回戦

西永哲也
(進光)
vs
藤木貴史
(ハラダ)

西永選手
2−0の判定勝ち

今回
勝ちはしたが
課題が多い試合内容

もう一度
初心に戻り
ボクシングに取り組むこと

まだまだ勉強




  

Posted by KSボクシング at 19:46Comments(0)

2012年04月14日

ボクシングビート


今月のボクシングビートです

残念ながら清水選手はテーパリットに負けてしまいました



しかし
今年で30年ワシは
ボクシングビートを
読んでいる

ずいぶん長い間
読んでるな(^_^;)



  

Posted by KSボクシング at 21:32Comments(0)

2012年04月14日

中嶋平八(誠至会)

 

キックボクシング
NJKFフェザー級
王座決定戦

中嶋平八
(誠至会)

vs

米田貴志
(OGUNI)

長身 サウスポー米田選手にプレッシャーをかけ
距離を潰し中嶋は上手く戦った

2−0の判定だったが
誠至会から初のチャンピオン誕生

ワシは三年間
トレーナーとして誠至会で世話になったので
チャンピオン誕生は
本当に嬉しい

ただし中嶋は決め手不足
(パンチ・キック両方)

自分の武器を磨く必要がある

※この試合は二年前なので
今の中嶋はもっと成長しているだろう

YouTubeでフルラウンド観戦可能です

  

Posted by KSボクシング at 14:27Comments(0)

2012年04月12日

オルランド・サリド(メキシコ)

 

WBO世界フェザー級
タイトルマッチ

チャンピオン
オルランド・サリド
(メキシコ)

vs

チャレンジャー
ファン・マヌエル・ロペス
(プエルトリコ)

注目の再戦を
WOWOWエキサイトマッチでテレビ観戦

前回
ロペスの敗戦は
「油断と慢心」
からの練習不足とワシは考えていたが
サリドは強かった。

特に打ち合いになると
インサイドからの左右アッパー攻撃と
サウスポー殺しの左フックは見事

今回の快勝でサリドは実力を証明した

ただワシはロペスも
もう少し戦術に工夫があれば勝てたのではないか?と思う。

ワシがロペスのトレーナーならこうする

※ロープに詰まったら
サイドステップを多用し
左ストレートのカウンターパンチを狙う

※右フックだけでなく
右アッパーを打つ
右アッパーでサリドのアゴを上げたら
すかさず左ストレートをフォロー

※もっと左ストレートを上下に散らす

※サリドが右ストレートから入ってきたら
右にダックし右アッパー

欠点があるから負ける
ロペスは自分のパンチ力を過信し、今まで
攻撃力で勝ってきた

ロペスが再起するなら
ボディワークと
カウンターをマスターしないとまた負ける可能が高い

◎日本のフェザー級トップ選手が
オルランド・サリドに勝てるか?

ワシは難しいと思う

ただ勝敗は別にして
細野悟選手
(大橋)
天笠尚選手
(山上)
がサリドと対戦すれば
お互い戦闘距離が同じなので
面白い試合になるはずだ。



  

Posted by KSボクシング at 20:44Comments(0)

2012年04月09日

敗北から学ぶ

 

敗北から学ぶ

ワシが個人的に応援していた

清水智信選手
(金子)

年末年始
ワシが強化練習をした
浅野裕一選手
(船橋ドラゴン)

残念ながら二人は負けた

敗因があるから負ける

もし再戦した場合
何を改善すれば勝てるのか?

二人が負けた試合の映像を観てから
そればかりワシは考えていた

清水選手 浅野選手
この二人はボクサー型

テーパリット 氏家選手はファイター型

ファイタータイプの馬力に
ボクサータイプの距離が潰されたのが
清水 浅野両選手の敗因

二人の試合を観て
ワシは単純に

「右ストレートを強化」

すれば相手の前進を止められたのではないか?

そう考え昨日 練習生と共に動く

右ストレートを強化するのには

「シフト・ウェート」

体重移動を強化する

写真1

相手が右ストレート
もしくは左ジャブを
打ってきたら
左手でブロック
そのとき 左足を上げ
体重を後足へ移動
すかさず右ストレートを打つ

打ち終わりは

写真2

の状態になる

これを連動したのが

動画1

動画2

です

この打ち方なら
右ストレートのパンチ力は強化され
スピードアップも可能

昨日 練習生に
この打ち方をさせたが
ミット打ちでは効果は
あった

ぜひ清水 浅野両選手には
マスターして欲しい

※この右ストレートがヒットしても相手の前進が止まらないなら

左フックを打ち
自らのポジションを代えるべき
そうしないと
相手の追撃を受けることになる


  

Posted by KSボクシング at 11:38Comments(0)

2012年04月05日

清水選手の敗因

 

昨日 仕事が終わってから

録画していた

清水
vs
テーパリット
をテレビ観戦

第一ラウンド
清水選手の左ジャブと
右カウンターが
テーパリットの顔面に強烈に決まる
しかしテーパリットとの前進が止まらい…

ワシはこれを見て
「清水負けるかも」
そんな予感がした

清水ファン
ボクシングファンは

「清水はなぜアウトボクシングしなかった?」
と考えるだろう。

テーパリットに清水選手のパンチは
かなりヒットした
清水選手は手応えのあるパンチが何発もあり
「倒せる」

と考えたかもしれない

それが罠だった

テーパリットは
清水選手にパンチを打たせ
距離を潰し打ち合いに持ち込むことに成功

この戦術は
元WBA世界スーパーフライ級チャンピオン
カオサイ・ギャラクシー
(タイ)

元WBC世界ライトフライ級チャンピオン
ヘルマン・トーレス
(メキシコ)

に共通する

前半 相手に打たせて距離を縮め射程距離に入ったら相打ちで倒す

※ただしこのタイプの選手は
打たれ強い選手に弱い

カオサイは松村謙二との第一戦は苦戦し

ヘルマン・トーレスも打たれ強い韓国選手に苦戦した


もし清水選手が再起して
テーパリットと再戦すれば勝算はあるだろか?

ワシはあると思う

今回はテーパリットの術中にハマったが

※サイドステップの強化

渡辺二郎さんからタイトルを奪った
ヒルベルト・ローマン(メキシコ)
を参考にしてください

※ハンドスピードの強化

ウィラポンをノックアウトした

ナナ・コナドウ
(ガーナ)
を参考にしてください

この二点を強化すれば
王座奪回は可能とみる

最後に清水選手へ

今は負けたばかりで何も考えられないでしょう

しかし時間と共に
悔しさが増していくと思います

リングでの屈辱は
リングでしか晴らせません

精密検査をし異常がなければ
一ヶ月の休養で十分だろう

ロードワークを始めよう

ジムワークで汗をかこう

何度負けても挫折しても立ち上がろう

男だから。

  

Posted by KSボクシング at 09:04Comments(2)

2012年04月01日

清水チャンピオン21

 

テーパリットの勝ちパターン

テーパリットが勝つなら
清水チャンピオンの
スピードボクシングに
前半ポイントを失うもテーパリットは

ボディ攻撃で
清水チャンピオンの
フットワークを上手く殺し

中盤から後半にかけて
清水チャンピオンの動きが止まる

そこへテーパリット必殺の右ストレートが顔面に決まり倒される

メルドリック・テーラー
(アメリカ)
vs
フリオ・セサール・チャベス
(メキシコ)

第一戦のパターンになるでしょう


清水チャンピオンの勝ちパターン

清水チャンピオンは

世界チャンピオンになった自信からか

スピードボクシングにパンチがつき
テーパリットを寄せ付けない
スピードある左ジャブから
威力抜群の右ストレートが連続でヒット

テーパリットは自分のボクシングが出来ない
圧倒的な判定勝ち
もしくは試合中盤
右ストレートのカウンターで
テーパリットをマットに沈める

徳山昌守
(金沢)
vs
ソウ・インジュ
(韓国)

第一戦または第ニ戦のパターンになるでしょう

清水チャンピオン
現代ボクシングは

「ラウンド・マスト・システム」

振り分け採点法を採用している

ジャッジも人間
最後の最後まで

「どっちかな?」
と悩むラウンドが必ずある

ゴングが鳴り自分のコーナーへ帰るとき

「胸をはれ下を向くな」

ジャッジが悩むラウンドで清水チャンピオンが下を向き

辛そうな態度をしてコーナーに帰れば
ジャッジは

「ダメージあるんだ」と判断し
テーパリットにポイントが行く

試合中ダウンしても
効いたパンチをもらっても

「我慢だ」

効いてねぇぞと態度でしめし
ピシッと背中を立て
胸張ってコーナーに帰ってこい!

それが世界チャンピオンだ。

  

Posted by KSボクシング at 20:18Comments(0)