2009年12月28日
事故を防ぐために
今年は残念ながら
プロボクシングは二件の
死亡事故が起きた。
ワシはアマチュア側の人間だが
プロ・アマチュア両方の試合を
観ていて
「よくこんなレベルの
選手を試合に出場させ
るな…」
とか
「ディフェンス教えてんのか?
相手のパンチ全部
顔面でもらってるがな
危ないで…
《ワシが教えてる、
もんく・たれぞうが
これにあたる》」
など
何回も危ない場面を
ライブで観たわ!
書いたらキリがない。
日本ボクシング界は
「精神力重視」
「ディフェンス軽視」
の悪しき伝統がある。
テクニックを評価せず
「打ちつ打たれず」
の選手を評価する
(新聞記者諸君 毎週
WOWOWエキサイトマッチを
視聴し 世界のボクシング
を勉強しなさい)
今の選手は
昔の選手のように
体が頑丈ではないし
基礎体力がない。
そんな若者達に
ディフェンスを教えず
減量だけガンガンさせ
(10キロ近い減量)
たらどうなるか?
答えは簡単
「その選手は死ぬか?
後遺症が体を蝕み
廃人になり
第2の人生をも
潰してしまうか?」
の どちらかでしょう。
こうなると
ボクシングそのものが
「悪」 になる。
この業界
はっきり書かな
分からん人間が多いので
はっきり書いてやる。
「今の指導者は 選手を
強くしよう。試合に
勝たせよう」の気持ち
が強すぎる
「選手を無事に家に
家族の元へ帰す」
この気持ちが
欠如している輩が
多い…非常に多い。
事実
試合中タオルを投入し
選手を救うセコンドが
プロ・アマチュア 両方
少ない
困ったものだ。
このままなら
日本ボクシング界は衰退し
滅びるでしょう。
ワシがここまで書いて
「馬鹿が何か書いてら」
と鼻で笑う輩がいるなら
それでもいいだろう。
しかし「選手あっての
ボクシング」だ。
もう一度書く「選手
あってのボクシング」
であると。
実力のない選手は
リングに上げたらアカン!
不必要なダメージから
選手を守れ それが
現場で指導する者の
役目だ 仕事だ。
ワシが書いてる事が
「間違いや」と言うなら
どこが間違いか
教えてくれ
選手を無事に家に帰せず
何が名トレーナーだ
これがワシの考えです。
Posted by KSボクシング at
22:46
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