2010年10月04日
敗因2
なぜ 鈴木哲也選手は
負けたのか?
1・コンディションの悪さ
ワシが観た鈴木選手の
試合で、ワースト1でパンチと
体にスピード・パワーが
なかった。
原因は、ワシには
分からない。
2・ボクシングの単調さ
これは、鈴木選手が
負けるまで書くのを
ワシは控えてきた。
今回、鈴木選手が
負けたから書こう。
鈴木選手の攻撃パターンは
ジャブ・ワンツー・左クロス
たまに 左ボディストレート
これだけだ。
これは、日本タイトルを
奪った江口戦(姫路木下)
から変わらない。
ディフェンスも
ブロッキングオンリー
相手のデバナを右フックで
カウンターを打ったりする芸
がない。
淵上選手の鈴木対策は
こうだ。
1R 鈴木選手の最大の
武器 右リードパンチを殺す
ために、変則的に動き
距離を幻惑した。
2R 淵上選手は距離幻惑
させてから左フックを
体を沈めて
(これがフェイントになる)
鈴木選手の顔面ボディと
打ちわけ、鈴木選手から
ダウンを奪った。
3R~6Rまで鈴木選手は
ペースを取り戻そうと
頑張ったが
蓄積したダメージと
乱れたペースは取り戻せず
栄光の日本ミドル級
チャンピオンのベルトは
淵上選手へと移った。
KO負けしたばかりの
鈴木選手に、今 何を
言っても無駄だろう。
だが、敢えて厳しく
書こう。
これは、鈴木・吉野
二人だけではなく
KO負けを経験した
すべての選手に
当て嵌まる事だ。
「リングの上での屈辱は
リングの上でしか
晴らせない」
自分で ここまで…と
思い 限界を作るなら
ボクシングは辞めなさい。
ケガするだけだ。
しかし…
俺は
まだまだ出来る。
俺の実力は
こんなもんやない。
…と向上心があるなら
ジムワークをやろう
汗をかこう
自分自身の
プライドのために
Posted by KSボクシング at
17:51
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2010年10月04日
敗因1
昨日 鈴木・吉野の
進光ジム看板選手
二人がKOで敗れた。
その敗因を
考えてみよう
1・吉野選手の敗因
1R 吉野選手のスタートは
パンチにスピードがあり
出来は良かった。
宮城選手の右クロスを警戒
し、逆ワンツーも的確にヒット
1R終了のゴングが鳴った
時、吉野選手の顔は自信
満々だった。
「パンチのスピードが違う」
これなら大丈夫と!顔の
表情から見て取れた。
結果論だが
これが裏目に出た。
これは、宮城選手の
「罠」である。
宮城選手は狙っていた
必殺の右クロスを…
宮城選手は吉野選手に
ジャブを打たせて誘い
そしてそれは、ドンピシャ
のタイミングで決まった。
吉野選手の敗因は
「キャリアの差」だ。
相手に打たせておいて
調子づかせ打ち合いに
持ち込むしたたかさが
宮城選手にはあった。
やはり 吉野選手は
ボクシングが まだ正直
過ぎる。
「相手が何を狙っている
か? 駆け引きを学ばな
いといけない」
今回 吉野選手は国内
トップクラスの強打者と対戦
し、一瞬の油断で倒され
ることが 身をもって
分かっただろう。
吉野選手には この敗北
からの一日も早い再起
を願う。
Posted by KSボクシング at
12:01
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