2014年01月22日
死亡事故を防ぐ7
減量法
これはキャリアの浅いボクサーに
手本になるので
実名を書いてもいいだろう
ワシが担当した
キックのチャンピオン
砂田将祈選手
(誠至会)
彼の普段の練習着は
タンクトップとトランクスのみ
非常に薄着だ
試合一週間前
本格的な減量に入ると
サウナスーツを着込み
約1時間縄跳びする
砂田選手は通常
練習中に2リットル以上の水を飲み練習
彼は
過去にタイ国で試合やトレーニングに行っているので
「熱中症の怖さ」を知っている
だから水をガンガン飲んで連日ハードな練習をしていた
ワシが
若きボクサーに理解して欲しいのは
「砂田選手は水抜き減量ではなく体脂肪を減らして減量している」
と言うことです
この減量方法をしていたから
三十歳後半まで現役を続けられたのでしょう
水抜き減量は脳水が減るため
打たれ弱い選手をより打たれ弱くさせ体力を奪う
危険な減量方法だ。
※砂田選手は練習のない日曜日は
何も食べずに
「水」だけのんで過ごした
ボクサーが
この階級で戦って行くと決めたのなら競艇選手や
競馬の騎手同様
自分で自分の成長を止めるのも必要。
Posted by KSボクシング at
09:10
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